Lucid Color 花の水彩画 - 岸透子の透明水彩画

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花の水彩画のページです。

牡丹 吉野川

庭に咲いていた牡丹。
当時としては大きめな絵。
好きな花なので、好きなように、自由に描けました。

2009年

大衣 個人蔵


射干(シャガ)

庭に咲いていた射干の花。
この絵では2輪ですが、1本に4〜5輪の花が同時に咲いている事もあります。時期になると庭の一部がまるで射干畑。

絵の具で落書きしたような模様が面白くて描き甲斐のある花です。

2009年

四ツ切 個人蔵


雁金草

10月頃に咲く 雁金草(カリガネソウ)です。
小さいけど独特の形をした花や蕾が可愛らしくて、密集して咲いている姿は なんだかリズミカルな感じがします。
花の形からの連想か、帆掛草(ホカケソウ)ともいうそうです。

ちょっとデザインに使うことも考えながらのスケッチでした。

2008年


月見草

夕方から咲き始めて、数時間でしぼんでしまう月見草の花。
薄い紙か絹布のような花弁の様子は、スケッチしていても見る間に変わっていきます。

淡く儚い姿の花弁と、意外にしっかりした生命力を感じる葉が面白くて何枚かスケッチしました。
勢いで描いていたら、ちょっと茎の長さが足りなかった……。

2008年

八ツ切 個人蔵


ゆきのした

5月〜今頃に咲いている、ゆきのしたの花。
実際の花は天地1cm程度の大きさで、遠目には小さな白い花にしか見えませんが、近づいてみると意外とカラフルで可愛いです。
白い花弁を目立たせたくて、鳥の子紙のミニ色紙に描いてみました。

2008年

ミニ色紙 個人蔵


南天

お正月に飾られる南天の赤い実です。
数年前、小冊子のお正月号の表紙に使っていただきました。

南天の葉には防腐効果もあるそうで、うちの勝手口の傍にも植えられていて、 母がお弁当や料理にちょっと添えたりしています。

近年は、実がたっぷり付く華やかな品種が人気だそうですが、 うちのはそんなについてません。


蛍袋

色も姿も大好きな花です。
「蛍袋」とは書きますが、この花に実際に蛍を入れていたかどうかは定かではないようです。

確か、子供の頃、母と蛍袋に蛍を入れてみたような記憶があります。
花弁の厚みと色合いが絶妙なのでしょう、薄い赤紫に、内側からほのかな黄緑色の光が ゆっくり点滅するのがとても綺麗だったと覚えています。 花の口は閉じずに花弁越しの光を楽しんだだったので、ほどなくして蛍は花を出て飛んで行きました。

2007.06


薮椿

近所に自生していた薮椿です。

真っ赤な椿は、一枚は描いておきたい気持ちになります。
今回は「室内に飾っている」雰囲気を出してみようかと花瓶も描いてみました。
小冊子のお正月号の表紙に使って頂きました。



ピンクの薔薇

庭に咲いた薔薇。

この花は花弁の中心が黄色がかっていて、濃いピンクとのグラデーションが それは魅力的で、描かずにいられませんでした。 紅みのある花の咲く薔薇は、葉の縁や茎、トゲが綺麗な色をしています。



万両

お正月に飾られることの多い万両です。年賀状用に描いてみました。

庭には、実生で増えた万両があちこちに真っ赤な実を光らせています。 そのほとんどが生け垣や大きな木の下に生えています。 どうやら鳥が実を食べては、木に留まって落とし物をしていって増えているようです。


藤袴 (ふじばかま)

庭に咲いた花を一本飾ってもらいました。
秋になると1m近く成長して、小さな花を付けます。 花が咲くと小さい白いブラシみたいな雄しべが出てきて、花の色が薄くなったように見えます。


ささゆり

山に自生していたそうです。 華道家さんが活けていらした写真を見ながら描かせていただきました。

薄いピンク色に黄緑色が混ざった花弁の色がなんとも上品で綺麗です。 デザインを考えるとき、ピンクに緑を混ぜようなんてちょっと思いつかないかも。


コスモス

友人の結婚式に、彼女の好きなコスモスでウェルカムボードを描いて欲しいと頼まれて制作した後、コスモスを描くのが楽しくなって ポストカードサイズの紙に描いてみました。
花もかわいいのですが、あのしゅるんとした葉を筆で描くのが、とても楽しいですね。


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